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小出 洋; 鈴木 貢*; 中山 泰一*
Concurrency; Practice and Experience, 9(9), p.897 - 914, 1997/09
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Computer Science, Software Engineering)広い仮想アドレス空間を持つ共有メモリ型並列計算機のための新しい領域確保法について述べる。共有メモリ型並列計算機を効率的に使用するためには、プロセッサを停止させることなく使用することが重要である。複数のプロセッサが同時にひとつの共有変数にアクセスすると、そのアクセスは逐次化される。つまり、頻繁な共有変数へのアクセスは、並列性を減少する。特に、動的領域確保を行う応用プログラムでは、共有変数であるアロケーションポイントへのアクセスが頻繁に行われる。本論文では、アロケーションポインタが広い仮想アドレス空間中を単調増加することにより、高速な領域確保を行う方法を示す。領域確保に伴うクリティカルセクションは、効率的なfetch-and-addプリミティブを使用することで、効率的に実行できる。応用プログラムは領域確保時にほとんど停止しないため、並列性は向上される。
折居 茂夫*
HPC-58-5, 0, p.27 - 32, 1995/10
科学技術分野の高速数値シミュレーションを並列計算機で行う場合、シミュレーションの問題の性質、規模、計算機スキーム、アルゴリズム、プログラミング方法が、スケーラビリティに影響を与える。並列計算がシミュレーションプログラム中の並列性を利用するためである。更に、並列計算機のアーキテクチャ、性能仕様、言語等が並列計算機特有のオーバーヘッドを生み、並列性と密接に関係し、スケーラビリティの検討を困難にしている。本研究の目標は、スケーラビリティに影響を与えるパラメータを特定し、それらのパラメータを用いて並列処理時間のモデルを作り、測定と組み合せて、数値シミュレーションプログラムのスケーラビリティ検討方法を確立することである。本論文では、この方法を示し、妥当性を検討するため、例題にコレスキー法を用い、測定をVPP500、Paragonで行った。